成長期の子供の食事

成長期の子供の身体は、様々な栄養素を必要としています。身体は骨、筋肉、血管、臓器、皮膚などいろいな部分から出来ていますが、成長期には特に骨格が形成される大切なときです。骨格の形成に重要な栄養素はたんぱく質とカルシウム、そして鉄分などのミネラルです。

カルシウムは、牛乳やチーズの他に豆腐などの大豆製品、ワカメなどの海藻類、小魚、小松菜やほうれん草などの野菜にも多く含まれています。乳製品に比べて吸収率の劣る海藻類、野菜、小魚などは、酢と一緒に摂ると吸収されやすくなると言われています。カルシウムは成長期の子供の骨や歯の形成に必要であるばかりではありません。興奮を鎮め精神を安定させたり、筋肉の働きを助けたり、鉄分の代謝を助けたりする働きも持っています。カルシウムは気を付けていなければ不足しがちな栄養素の1つだと言われています。特に成長期の子供にこれが不足すると骨の発育が妨げられたり、イライラするなど精神面にも悪影響がでてきたりします。前述のカルシウムを多く含む食品を積極的に取り入れよう心がけましょう。

さてたんぱく質は筋肉や血液の他、内蔵、皮膚などを作る大切な栄養素です。不足すると充分な筋肉を作れなくなります。この他にも脳の働きを活性化させたり免疫力を高める作用もあると言われています。肉類や魚介類、大豆製品や、卵、そして乳製品などたんぱく質が多く含まれている食品を積極的に必要な量を摂取できるようにしましょう。

鉄は赤血球の成分として身体全体に栄養素を運ぶ役割や、体温の維持、疲労回復など身体の機能を高める役割をしています。鉄分は栄養素の中でも取り分け吸収率が悪いため、不足しがちな人が多く見られます。初潮を迎えたころの成長期の女の子は特に気を付けたいものです。鉄分が不足すると、疲れやすく、抵抗力が低下し、貧血気味になります。レバー、赤身の魚、アサリなどの魚介類、牛肉などの動物性食品だけでなく、ほうれん草や小松菜などの緑黄色野菜、大豆製品や、ワカメひじき等の海藻類にも少しずつ含まれていて、ビタミンCとともに摂取すると吸収率が良くなります。

このように成長期の子供にとって、たんぱく質、カルシウム、鉄分などのミネラルは身体作りに欠かすことの出来ない大切な栄養素です。毎日の食事の中で、バランス良くこれらの栄養素がきちんと摂れるよう食材を選び、また、その栄養素が効率良く吸収できるよう調理の仕方も工夫しましょう。

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